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面接対策で気をつけたいポイント

人材不足が慢性化しており、過酷な現場が少なくない介護業界。そんな中で介護職として働いてきた人がより良い待遇で働ける職場を求めて転職することは珍しくない。

資格を取得したタイミングでより高給与で雇ってもらえる職場を探したり、家庭の都合で勤務条件が厳しくない職場で働きたいと考えたりするのは典型的な例である。人間関係や職場の雰囲気が気にかかって他の職場で働く道を選ぶ場合もあるだろう。

そのような不満の解消のために転職をする場合、面接対策を十分にしておくことが欠かせない。

中でも、面接の質問対策として、よくある質問への回答を準備しておくことは重要だ。特によく聞かれるのが、退職理由と志望理由。前の職場での不満をそこで告げてしまえば、それだけで採用されなくなる可能性がある。そのため、新しい職場を目指している前向きな理由を必ず作ってかなければならないのだ。

前の職場に対す不満が受け入れられるのは、その改善点が志望先の施設のセールスポイントである場合だけである。そうでない場合には、新たな職場で何を目指しているのかを明確に伝えられるようにする準備をしておくのが重要だ。

そのため、志望先の施設の特性をよく調べて、それまでの職場との違いに着目して質問への回答を作っておくようにしよう。

また、面接以外の部分でも、求人の探し方、書類の書き方などをきちんと準備をしておく必要がある。大事なのは、独りよがりにならず、転職に詳しい人物のアドバイスを参考にすることだ。そのため、転職セミナーに行ったり、書類添削をしてもらったりと積極的に動くことが大切だ。
こうした転職前のポイントについては、転職準備のすすめ!で詳しく言及されているため、ここも参考にしてみるといいだろう。